ふしぎの海のナディアに「ヒロイン嫌い」の評価殺到?性格と魅力をネタバレ

名作アニメ
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おはようございます!
およそ十年ぶりくらいに、まともにアニメを楽しもうと思い立ったゆきがれです
記念すべき初記事の内容は、ふしぎの海のナディアから!

なぜヒロイン・ナディアは嫌われるのか

その理由と性格をネタバレしていこうと思います!

ふしぎの海のナディアとは

ジュール・ヴェルヌ作の「海底二万マイル」「神秘の島」
これらを原案として、かの有名なガイナックスが制作。
初回放送は1990年4月13日~1991年4月12日
発明好きな少年ジャンと、謎の宝石ブルーウォーターを持つ少女ナディアが出会ったことから始まるSF冒険活劇。
ギャグあり。ラブコメあり。
今でも語り草となっているトラウマシーンもあり。
メインスタッフに庵野秀明さん、貞本義行さん、鷲巣詩郎さんと、後にエヴァを作り出すことになる方々揃い。
ちなみに近年制作された劇場版シンヱヴァQでは、ナディアの楽曲がアレンジされて使用されています。

 

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ふしぎの海のナディアファンからもナディア嫌いと評価される原因

結論から言うと、わがままがすごい

これにつきます。

ほぼ毎話にわがままや意地悪な性格をみせる

自分の生まれを知らないナディアは、自分のルーツがあるかもしれないアフリカへ行きたいと願っていました。
彼女に一目ぼれしたジャンは、アフリカへ連れていくために、全編を通してずっと努力し飛空艇などを発明し続けます
ナディアはうまくいけば褒めるし感心もしますが、失敗すると励ますどころか「感心して損した」など冷たい手のひら返し。
手伝ってもいないのにその言い草はひどすぎる。
なんというか、自分に好意を持っている相手だから何言ってもいいみたいに、都合よく扱っているようにしか見えないんですよね。

ジャンに塩対応の割にものすごく嫉妬深いのは魅力にも?

物語中盤。
舞台はナディアを狙う勢力と戦う、潜水艦ノーチラス号でのこと。
ジャンは貴重な本を所持する副船長エレクトラの部屋へ入り浸りになります。
ナディアをアフリカに連れて行くための知識を求めてのことです。
そんなジャンには弟に接するが如きエレクトラ。
一方のナディアはジャンの努力に感謝や理解を示すわけでも、少し素直になって優しくなるわけでもなく。
ただひたすら嫉妬を燃え上がらせるだけ。
普段は強気に出ているけど、ライバル?出現の不安から嫉妬するナディア可愛いと感じるか、我儘なナディアうぜぇとなるかは人の趣味嗜好によるのかも。
私はノーチラス号に来てからのナディアの言動に結構イラつかされた方です。
余談ですが、彼女のこうした言動は、恋して振られた庵野監督の女性観を元にしたためとか。

主義を人に押しつけるような言い方をする性格

ノーチラス号からさらに舞台を移した孤島でのこと。
この辺りのナディアは作品中でも別格。
通称・島編として語られるエピソード内容と相まってすさまじい暴走ぶり。
(大きな岩をぶつけて缶詰を開けようとしたり、食べると幸せになれるキノコが出てきたり)
そんな中で飛び出してきたナディアの台詞がこれ。
「肉なんて食べるから最初はいい人でも悪い人になるんだわ」
過去の経験から菜食主義であるナディアの食事に、肉を内緒で入れたジャンと言い合いになった時のものです。
まあ、内緒で拒否している食べ物を入れること自体は当然よくないです。
ですが、自分の主義を相手に押し付けるような言動も良くないですよね。
しかし菜食主義者なのに卵は食べる事をジャンに指摘されてナディアが返した台詞がこれ。
「卵は卵よ、生き物じゃないわ」
さすがにこれは自分ルール大爆発だと思います。
人に菜食主義を強く押してくるのに、卵はいいとか筋とおってませんし意味わかりません。
菜食主義とも言えないと思います。
個人的に一番印象に残っているナディアの発言です。

初キスの直後に浮気をする【サブタイネタバレ有!】

上で述べた島編から続くアフリカ編でのことです。
ナディアはようやくジャンと初キスまで関係を進めたのですが、その直後の話数であっさりと現地人の少年に恋をします。
サブタイトルも「ナディアの初恋……?」
この時点でジャンに見切られても仕方がないレベルのメロメロぶり。
結局その少年には婚約者がいたことで、ナディアの初恋?は終わりを告げるのですが、過去最大級の手のひら返しにドン引きせざるを得なかったです。
私は「ふしぎの海のナディア」みたいなボーイミーツガール物好きなんですけど、妙な横槍入れてくるキャラと主人公orヒロインがよそ見する展開は好きじゃないですねぇ。
特に初キスしたあと浮気のような態度とられたら千年の恋も冷めるってもんですよ。
これにも余談があり、このエピソード周りのナディアの暴走ぶりは「周りから見た庵野監督」の当時の性格をモチーフにしていたとも。

嫌われるヒロイン・ナディアの性格と魅力の評価まとめ

いかがだったでしょうか?
ナディアはヒロインとしては嫌われる要素が多いですが、逆に言えばリアリティがあるとも言えます。
二次元で描かれるような理想の男女はそうそういません。
自己中心的、我儘というのは度を過ぎれば当然嫌われますが、人間として生きていくには必要なものでもあります。
結局のところ、ナディアは普通の少女であり、ナディアというヒロインはこの性格だからこそ、物語のヒロインたり得るのです!

でも、やっぱりキャラクターとしてどうかと思う!

以上が改めてナディアというヒロインに焦点を当てたゆきがれの結論です。

ところで、あなたは「ふしぎの海のナディア」をご存じでしたでしょうか?

知らないぜ!というあなたは、ぜひ一度視聴されるのをおススメします。
謎が解き明かされてからが彼女の本当の姿、見せ場だからです。
それを確認せず評価を決めるのはもったいない!
なお、ゆきがれ的にはグランディスの姉御が一押しです。
良い婿を取ってくれ。

以上、ナディアにヒロイン嫌いの評価が殺到する理由でした。
それではまた次の記事を読んでいただけることを祈って。

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